ドラマチック・ドラマー 遊月
先日、表紙買いしました
「 四辻たかお 」「 ドラマチック・ドラマー 遊月 」一迅社文庫
感想は… 感想? 感想って言いますか先に引用をのっけます
「遠い未来。遙か地球を離れた人工惑星キース・ムーンにひとりの天才ドラマーがいた。
彼女の名前は遊月。自らカスタマイズしたドラムセットはまるで雷様の太鼓のよう。
そこから紡ぎだされる熱いビートは、聞く者すべての心をとらえて離さない。
彼女は仲間を求めている。母の失われた声を再び銀河に響かせるために。
放たれるビートにノセる熱いサウンドとハートを持つメンバーを求めて。
世間知らずでお嬢様育ちの19歳(見た目は12〜13歳)の彼女は、
その破天荒な行ないをサポートする良き理解者の執事ブルースと共に
銀河に散らばる宝石を集めるかのごとく、メンバーを求め旅立つ。
母の声を取り戻したい、もう一度同じステージでサウンドを共にしたい。
その想いだけが遊月の原動力なのだ。」
常々思っていますが 文章上での音楽シーンってどうよ?って感じなんです
漫画の場合はそのシーンの勢いとか表情とかで
何となく「表せているみたい」に感じられますが
今回、主人公(ドラムス)と他のミュージシャンのセッションって言われても
その点がピンときませんしね〜 音楽って文章化に対して鬼門?
それ意外は何とかまとまっています、「四辻たかお」 さんてJ9シリーズなどの
監督さんだったとの事で、 それを踏まえイメージすると
構成は妙にうなずける展開になってましたね ^ ^ 。
ついでに音楽ネタなら、「杉井光」の「 さよならピアノソナタ」の方が
音楽を前面に出さない分、違和感のない構成。
不器用な登場人物同士の掛け合い、ラブコメ予備軍みたいな恥ずかしさはありますが
テンポの良さとパターンにはまらない展開はオススメできるラノベです。