Bグループの少年
Web連載を経てアルファポリスから出版、現在もこの続編(続きの話）がネット上に掲載されています、
最近の同種な経緯を持つ小説の中では、地の文もくどくなく会話のテンポも無理の無い運び、
面白いボーイ・ミーツ・ガール物として仕上がっています。
ヒロイン「恵梨花」を含む三人娘と主人公の会話もとても軽快で
設定の良さもありますが、読みやすい創り、
特に親友「梓」など、物語を進める上で不可欠な存在としてよい味を出してます。
個人的には「Ｂグループ」「Ａグループ」みたいな括り方や
主人公のよく使う「あんた」みたいな言葉は好きではありませんが、
Webで読んだよりも、改めて書籍化された物の方が面白い？
実際に書店で立ち読みした後に購入を決めましたので（笑
やはり書籍化って形は好い物がありますね、
…だた他社の文庫シリーズみたいに
多少単価を抑えてもらった方が手に取りやすいですよ、
アルファポリスさん…この内容じゃ高すぎ（笑
...と高評価の感想を書きましたが、この後の展開に大きな山があるか？とか
WEB特有の薄い設定とかって部分は否めず。主人公を最強って事にしちゃうと
もうネタばらし的な続編しか思いつかないので次巻が心配。
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