ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

ビブリア古書堂の事件手帖 4 〜栞子さんと二つの顔〜 三上延

メディアワークス文庫 アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッ


今回も多少の進展をみせてくれればOKって思いながら読みましたが
いきなり母登場で驚きましたね、あっさり登場(笑


こりゃ五浦君大変だ、余りにも容姿思考が母に似ている為近親憎悪的な栞子さんに
自分と来なさい発言は凄い流れでした。
まぁ最後には五浦君を選んだみたいなニュアンスで締めくくられましたが
まだまだ栞子さんの気持ちを掴みきっていないので、もう一波乱は必至?


表題の「二つの顔」については、ヒトリ書房の店主さんと志田さん今回はなかなか良い役回り、
自分に近い人のもう一つの顔が… と依頼主の隠していた顔。
知らなかった母の顔とか、乱歩の作品を題材になかなか読み応えのある4巻でした。