あるゾンビ少女の入学 I  II

あるゾンビ少女の入学   池端亮


角川スニーカー文庫  角川書店 角川グループパブリッシング 画/蔓木鋼音


「災難」から時間をおいての続編、前作の軽いノリのゾンビものから
さらに軽いテンポとラノベラノベした造りになっての一作。
前作の最後に体の破損などから敵役であった「眞子」の頭部で心(?)はユーフロジーヌに
進化(笑)したわけですが、事の他ハマってますね(笑。

で、その状態からの続き。前の設定からさらにゾンビが公定されてる世界観に
進んだ、より中二病ぽい話の造りです。

個人的に「眞子」ヘッドで性格は「ユーフロジーヌ」って部分が好きだったのですが
この「入学」で元通り(笑 ちょっと惜しいです(笑。
このシチュエーション捨てがたいんですが。

ユーフロジーヌとアルマ・Vの掛合いは健在ですが描写は少なめ、
その分ユーフロジーヌが学校でもボケボケなので雰囲気はそのままですね。