大沢さんに好かれたい

　

　大沢さんに好かれたい。　桑島由一/角川文庫

　角川文庫から出版されてます桑島由一の
　「大沢さんに好かれたい」、
　初版は2005年5月なので新書ではありません
　最近、桑島由一氏の「南青山少女ブックセンター」や「神様家族」を読みはじめており
　それなら先にこちらを紹介、って事で引っ張りだしました。

　最近はMF文庫Jの方で活躍しているため、この角川から出版されている
　「大沢さんに好かれたい」は楽天系で品切れがほとんど
　比較的楽に入手するにはアマゾンさんでしょうか？。

　 御覧頂くと解る通り、放電映像氏のイラストで購入を決めたことは
　間違いありません(笑)。
　ただ内容の方は、現在 ラノベの主流となりつつある
　ギャグ然とした萌エロを表に押した内容ではなく
　ヒーロー物に主軸を置いた「思春期」のような淡いやり取り。
　無理に笑わせるような誇張もないのでしっとりと読めますし
　読み終えた後、頭のスミに残るストーリーは「上手い」って思う部類です。

　残念なことに、この一冊のみ。シリーズ化もしていませんので
　アフターの物語はありませんが見かけたらぜひ手に取っても
　損はないと思います。

　---BOOKデータベースより引用

　僕はヒーローになんか、なりたくなかった。
　ただ、大沢さんのそばにいたかった。
　僕が大沢さんのことを好きだと言ったら迷惑かな？きっと迷惑だよね…。
　地味で大人しい大地守が“正義のヒーロー”に大抜擢。
　女子生徒の人気の的となり、学園のアイドルさえも彼に夢中。
　しかし、歪んでいく日常のなか、愛しの大沢さんとの距離は少しずつ離れていく。

　「信じてる、でも想いがこぼれちゃいそう」切なく新しいラブ×ヒーローノベル、登場。
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