夜空の双子座に紅いバラ

 お色直しされて再度の文庫化!
 凄く久しぶりなので、思わず手に取っちゃいました(笑)、
 多分A6サイズ?の 時に読んで以来です。
 当時はライトノベルなどの言葉もなく  取分け本のジャンルを気にせず購入していた頃です。
 ですからライトノベル風に 集英社スーパーダッシュ文庫として発売され、
 さらにイラストも可愛くなって(笑)… 一気に読ませていただきました。

 今回の再発行にあたり修正を加えられている所は、何となく分かるのですが
 改めて比べたいので探そうと思いってますが… 見つかるかな
 ネットで検索しましたが以前の挿絵が「碧也ぴんく」氏で、漫画化もされてる??
 ちょいと記憶が噛み合わないのですよ、私の記憶はもっと古いのかな
 数少ない脳細胞が「挿絵は別の方のだった様な…」と言ってるのですが(笑)

       bara01.jpg

 先天性の吸血鬼VS吸血鬼… 3話一冊になっています
 当初はファンタジー的な分類になってたのかな、テンポの良い作品で
 アクションと言うよりコメディー、推理じゃなくファンタジー(笑)
 雅香と淳司のテンポの良いかけ合いで敵を翻弄?、メイン3人(吸血鬼)と
 各話ごとの敵、後は雅香の両親と刑事さんと 登場人数は少ないので
 さっくりと読めます。…再出版の為に 改めて今風の言葉に直しただけで
 違和感なしで読めるのも不思議な気がしますね(笑)。



     bara02.jpg
 「夜空の双子座に紅いバラ」も同時に出版
  
田中芳樹原案で著者:岡崎裕信氏 イラスト/小林立の続編です

 続編が読めることは大変嬉しいですが… 微妙
 この「夜空の双子座に紅いバラ」、今回は続編の為の導入編?                         
                

 続編に合わせ若返りか(笑)、中学生の準ヒロイン二人の登場です。
 別な作家さんが書いたとする先入観からか、比喩の言い回しが今風なのか、
 登場人物が多くて会話部分が増えたのか
 「テンポは速いがちょいと硬い?」的な印象、続編に期待が正直な感想
 真理と倫理の父親が束ねる別な組織との駆け引きだけになってしまうと
 双子が可愛そうなきがしますね。短編からめて主役のお話が欲しいところです(笑)。
 表紙は満足(笑)、挿絵に関しては微妙です。