静野さんとこの蒼緋(ふたご)
静野さんとこの蒼緋(ふたご) 著/水鏡希人 絵/夕仁
電撃文庫 アスキー・メディアワークス
メインは「普通の兄妹」物、「双子のドタバタ?」って先入観で読み始め、
中盤のネタばらしで 実は家族が「魔○使い」って部分でちょいと冷めました。
妹(双子の)が突然現れ同居、クラスも同じで「ドタバタ」な毎日が始まる…
って構成だけなら話の流れでは「良?」と思っていましたが
「○法使い」って便利すぎる設定を広げられ、引き立て役に回るべき宴堂は
目立ち過ぎるし 今回のいい加減な騒動の根源だし終盤はおちゃらけ解決みたいな、
シリアスな事件と謎解き、それに絡めたツンな妹との… みたいな展開が希望でしたが…
さあ後半って所で萎えちゃったのは事実。
このまま続けるにしてもパターンが固定されちゃうと思いませんか?
変な魔術で問題を起こすのが「宴堂」か他の部員 又は他の魔法使い
その後始末を双子が魔法で解決みたいな(笑
期待していた分 予想の下的な展開にはちょいと残念な感じです。
蒼介と緋美子で蒼緋(ふたご)なんでしょうか、緋美子のネコ被りな
描写は結構笑えたし細かな物を読み飛ばしてるかもしれないので
もう一周してみようかとは思ってます。