あそびにいくヨ! 12巻 仔猫ただいましっそうちう

 

 『あそびにいくヨ! 12巻 〜仔猫ただいましっそうちう〜』

 著/神野オキナ イラスト/放電映像 MF文庫J/メディアファクトリー

 最近のラノベの中で、特に新刊を待ち望んでいた
 「あそびにいくヨ!」の12巻が先日発売、

 実は発売と同時に購入していたにもかかわらず レヴューが遅くなった理由は(笑
 お気に入りのキャラである「アオイ」に試練って言いますか転換期的なフラグが立ち
 可哀想な展開なら読みたくないな〜 などと数日手に取らなかった事が理由です。


 しかし、流石に神野オキナ 予想以上にみごとなまとめ方に加え
 今まで深く話題として触れなかった「アオイ」の両親に関わる新章、
 自身の強さに行き詰まり見せるアオイの敵として新たな宇宙人
 戦闘種族ガーヴルのサヲリが登場… ってここで次の巻に続いちゃうのは
 生殺しって言いませんか?(笑)、時間を置かずに13巻を切に希望!。


 また先回でイラストも無く残念に思っていたアリシアがやっと表紙や挿絵で登場
 今後は全面的にキャーティア(アシストロイド)側に味方になるって事は
 すでに準レギュラー扱いなのでしょうか?、場面的に美味しい登場でしたね。
 「犬の人」ジェンス、リュンヌ姉妹もいつの間にかお店を持つほどの適応をみせ、
 幸せそうな下りは 気に掛かっていた分今度はイラストも願いたい所です。
 すでに10巻を越え立派に長編とよばれる内容 その為登場人物も多数に、
 他ではキャーティアでメルウィン「裏庭の仙人」いちかが良い味を出していましたが
 新しい場面への節目って流れなのでしょうか?
 一貫して11、12巻は「雨降って地固まる」的な色が強く感じられ
 アオイと真奈美ついでエリスと更に絆を強くするヒロイン達、
 さらに家族同然とも言えるまで存在感の大きなアシストロイドも
 一キャラクターとして動き回る様は
 アクションラブコメSF風味なんて紹介よりも 普通にSFってよびたいほどに
 完成度が高い作品と思っています。


 アニメ化ですか… 凄く嬉しい反面 他の作品がアニメ化された現状を
 見ているので手放しでは喜べない部分もありますね
 ハ○ヒ並の映像化なら嬉しいのですが変にお色気やギャグを入れたり
 原作が終わっていないにも関わらず勝手な解釈で話を変えるとか
 作中に色気がないので勝手に女性キャラ増やすとか(笑
 さすがに一期や二期では収まらない原作の長さですから、
 同じMF文庫Jのル○ズのように長い継続を望みたい所です
 ただ同じようなエロギャグ作品にならないように祈ってはいます。