百花繚乱
著/すずきあきら イラスト /Niθ
HJ文庫/ホビ-ジャパン ISBN/978-4-89425-834-1
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ときは平誠二十×年。ところは富士の裾野、
反生徒会勢力《豊臣派》に粛清の嵐が吹き荒れる武應学園塾。
柳生道場師範代にして高校生、宗朗がひとり刀を振っていたそのとき
道場の屋根を突き破り、裸の美少女が落ちてきた!
美少女いわく、「我は……柳生十兵衛……三厳!」
剣豪の名を持つ少女たちの織り成す学園バトルラブコメディ、いざ開幕!百花繚乱
---抜粋
HJ文庫から発売の「百花繚乱」、まだ1巻ですが すでに親元であるホビ-ジャパン連動の
公式サイトがあり フィギュア化 その販売が進行中、
別なサイトでサフ状態のフィギュアを見ましたがなかなか出来が良いシリーズになりそう
しかし色合い的には同社のクイーンズブレイドが先行して評判を得ていますから
それを追う形に二匹目の何とかとも思ってます、
そんな経緯からか文庫の背表紙を観ても、他のシリーズと差別化された
デザイン 棚に同レーベルが並ぶと一冊だけイラストが背表紙に繋っていて
目立つ作りです。
読んだ限りはビジュアル優先のプチエロっぽい作品だな〜って第一印象と
少女を主体に置いたバトル物なのでメンタル的な部分は少なめ、
変なフェチっぽいギャグやロリネタギャグが目に止まる構成です。
当然バトル物なので戦闘→脱衣はお約束、それ以外でもコスチュームが
スク水着だの褌(下帯)だのと露出度高いですから中高生とかには受けそうですね、
とりあえず一巻って事で様子伺いの部分が大きく千姫など敵なの?って立場
敵の将 徳川慶彦(生徒会長)も変な性格
このままただのエロバトルが主体なら別に小説の体裁を取らずともと思いますし、
ヒロイン柳生十兵衛にしても、通常の妹モードはベタに甘いだけで
それだけを魅力にするには少々物足りない、覚醒モードは強いだけって感じかな?
今後も何冊か続けるのであればそれなりの性格付けは大事じゃないのでしょうか。
でも食事シーンでお皿を箸で引き寄せた真田幸村が宗朗に
行儀が悪いって叱られる下りは ほのぼのとした雰囲気でなにか良いね〜って
思ってしまいます、そんなシーンが多いと性格がよりストレートに表わせて
キャラの魅力も上がるとおもいますが?。